2008-05-21(Wed)
友達以上 1
スレッドテーマ:移住
マサヨシ
エリと付き合うようになって三ヵ月がたとうとしていた。
留学するというシバタは、すでに7月に渡米を決めていていた。
それにともない、いろいろな手続きやら勉強やらがあるらしく、なかなかオレたちとも遊べないようだった。
サブローとセイカは、ことしの夏休み、ふたりでオーストラリア旅行をすると計画している。
そのための資金稼ぎにバイトにせいをだしているらしい。
オレとエリは毎日一緒にいた。
学校でも、休みの日も。
エリと一緒にいてわかったことは、女って一緒じゃない、ということ。
トモミのときは、オレのほうが完全にのぼせ上がってしまって、
トモミの気持ちなんか、あんまりみえてなかった。
付き合えるというだけでうれしかった。
だから、あれもしてあげたい、これも連れて行ってあげたい、なんてことを考えすぎていた。
ところが。
エリとは、とても楽だった。
友達の延長でおもしろいことや、まじめなことを延々と話し合った。
最初、おれは正直不安だった。
エリのことを真剣に好きになれなかったらどうしよう、なんて考えていた。
傲慢。
話せば話すほど、エリはおもしろいやつだった。
ノリが男っぽいというのだろうか。
トモミとは正反対の気楽さがあった。
「マサくん、何考えてんの?」
エリがオレの顔を両手で挟みこんで聞く。
「あ、びっくりした。いきなり標準語?だれのマネ?」
オレはちょっと笑う。
「こんにちは、おすぎです。」
エリが声色をまねる。
「ブッ。似てる!」
「ウッシー、ピーコやって。」
「なんでだよ。」
「やって。」
「こんにちは、ピーコです。」
「ブッ!あはははは!似てる〜!あたしより、似てる〜!」
こんなふうに、毎日が過ぎていった。
エリと付き合うようになって三ヵ月がたとうとしていた。
留学するというシバタは、すでに7月に渡米を決めていていた。
それにともない、いろいろな手続きやら勉強やらがあるらしく、なかなかオレたちとも遊べないようだった。
サブローとセイカは、ことしの夏休み、ふたりでオーストラリア旅行をすると計画している。
そのための資金稼ぎにバイトにせいをだしているらしい。
オレとエリは毎日一緒にいた。
学校でも、休みの日も。
エリと一緒にいてわかったことは、女って一緒じゃない、ということ。
トモミのときは、オレのほうが完全にのぼせ上がってしまって、
トモミの気持ちなんか、あんまりみえてなかった。
付き合えるというだけでうれしかった。
だから、あれもしてあげたい、これも連れて行ってあげたい、なんてことを考えすぎていた。
ところが。
エリとは、とても楽だった。
友達の延長でおもしろいことや、まじめなことを延々と話し合った。
最初、おれは正直不安だった。
エリのことを真剣に好きになれなかったらどうしよう、なんて考えていた。
傲慢。
話せば話すほど、エリはおもしろいやつだった。
ノリが男っぽいというのだろうか。
トモミとは正反対の気楽さがあった。
「マサくん、何考えてんの?」
エリがオレの顔を両手で挟みこんで聞く。
「あ、びっくりした。いきなり標準語?だれのマネ?」
オレはちょっと笑う。
「こんにちは、おすぎです。」
エリが声色をまねる。
「ブッ。似てる!」
「ウッシー、ピーコやって。」
「なんでだよ。」
「やって。」
「こんにちは、ピーコです。」
「ブッ!あはははは!似てる〜!あたしより、似てる〜!」
こんなふうに、毎日が過ぎていった。
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